土日が洗濯だけで終わる共働き家庭へ|「家で洗う・外注する」を迷わない仕分け表
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土曜日の朝、家族がゆっくり朝ごはんを食べている横で、僕だけが洗濯機を回している。
1回目は平日にたまった普段着。2回目はタオルや子どもの体操服。天気がよければ、そのあとにシーツや布団カバーも洗っておきたい。
洗濯機が動いている間も休めるわけではありません。ポケットの中を確認して、食べこぼしを予洗いして、干す場所を確保する。洗い終われば干し、乾いたら取り込み、たたんで家族ごとにしまいます。
気づけば昼を過ぎ、「今日も洗濯だけで半日終わったな」とため息をつく。以前のわが家では、そんな土曜日が珍しくありませんでした。
僕は会社員として働きながら、2人の子どもを育てています。平日は仕事と育児で手いっぱいですから、どうしても洗濯物が週末に集中します。
しかも当時の僕は、「洗えるものは全部、自分で洗ったほうが節約になる」と思い込んでいました。布団や毛布のような大物まで家で何とかしようとして、結果として大切な休日を家事に使い切っていたのです。
そんな生活が変わったきっかけは、洗濯物を「家で洗うもの」と「外注するもの」に分けたことでした。
普段着やタオルは家で洗う。一方、大きくて乾きにくいものや、失敗したくないものはプロに任せる。この境界線を決めるだけで、毎週のように「これはどうやって洗おう」と悩む時間が減りました。
宅配クリーニングを利用するようになってからは、布団のお手入れを後回しにすることも少なくなりました。寝具を清潔に保ちやすくなったこともあり、僕自身、以前のように鼻炎が気になって仕方がない日は減っています。
もちろん、宅配クリーニングを使えば鼻炎が治るという話ではありません。僕の場合は、布団のお手入れや寝室の掃除などを含めて、生活環境を見直した結果です。
この記事では、共働き家庭の洗濯物を「家で洗う」「コインランドリーへ持っていく」「店舗や宅配クリーニングへ出す」に分ける基準を紹介します。
すべてを外注する必要はありません。わが家に必要だったのは、家で洗うことをやめるのではなく、家で洗わなくてよいものを決めることでした。
共働き家庭の洗濯物を「家で洗う・外注する」に分ける仕分け表

「これは家で洗うべき?」「クリーニングに出すのはもったいない?」と毎回考えていると、それだけで疲れてしまいます。
迷いを減らすために、わが家では次の4項目を確認しています。
- 家庭で洗濯できる表示があるか
- 洗濯槽へ余裕を持って入れられるか
- その日のうちに中まで乾かせるか
- 縮みや型崩れが起きたら困るものか
この4項目で考えると、多くの洗濯物は家で洗うか外注するかを判断できます。
まずは洗濯表示を確認する
最初に見るのは、衣類や寝具についている洗濯表示です。
洗濯おけの記号に数字が書かれていれば、家庭の洗濯機で洗える温度や強さを確認できます。洗濯おけに手が入った記号なら手洗いが基本です。洗濯おけに「×」が付いているものは、家庭で水洗いできません。
また、家庭で洗えるからといって、家庭用の乾燥機を使えるとは限りません。
四角の中に丸がある記号はタンブル乾燥に関する表示です。そこに「×」が付いている場合は、洗濯乾燥機やコインランドリーの乾燥機へ入れないようにします。
衣類のケア方法は、洗濯、漂白、乾燥、アイロン、商業クリーニングの表示を組み合わせて判断します。記号がわからない場合は、自己流で洗う前に消費者庁の洗濯表示を確認すると安心です。
特に注意したいのは、高価な衣類や寝具です。「たぶん洗えるだろう」と考えて失敗すると、クリーニング代より高い買い替え費用がかかることがあります。
家で洗う・外注するを迷わない仕分け表
わが家で使っている判断基準を、一覧にすると次のようになります。
| 分類 | 主な洗濯物 | 判断の目安 | おすすめの方法 |
|---|---|---|---|
| 家で洗う | 普段着、肌着、靴下、タオル、子ども服 | 家庭洗濯ができ、乾きやすく、頻繁に使う | 自宅の洗濯機 |
| 家で慎重に洗う | ニット、制服、レース付き衣類 | 手洗いや弱い洗い方が指定されている | 洗濯ネットやおしゃれ着コース |
| コインランドリーを検討 | 洗濯可能な毛布、厚手のシーツ、カバー類 | 大型機で洗え、当日中に仕上げたい | 大型洗濯機と乾燥機 |
| 店舗クリーニングへ出す | スーツ、礼服、急ぎの衣類 | 型崩れを防ぎたい、対面で相談したい | 店舗型クリーニング |
| 宅配クリーニングへ出す | 布団、こたつ布団、冬物、大量の衣類 | 大きい、重い、運べない、保管も頼みたい | 宅配クリーニング |
| 自分で判断しない | 革、毛皮、特殊素材、高価な寝具 | 表示が不明、破れや劣化がある | メーカーや専門店へ相談 |
普段着やタオルは、家で洗ったほうが早くて経済的です。使う頻度が高いため、クリーニングから戻ってくるまで待つ必要もありません。
一方、布団や毛布は「家庭で洗える」と書かれていても、家庭用洗濯機の容量や干す場所が足りない場合があります。
洗濯槽へ入ることと、きちんと洗えることは同じではありません。ぎゅうぎゅうに押し込まなければ入らないものは、洗濯槽の中で十分に動かず、汚れや洗剤が残る可能性があります。
迷ったときは3つの質問で決める
仕分け表を見ても判断できないときは、次の3つを自分に質問してみてください。
- 洗濯機へ押し込まずに入れられるか
- 今日中に中までしっかり乾かせるか
- 失敗しても買い直せるものか
どれか1つでも「いいえ」なら、無理に家で洗わず、外注を検討する価値があります。
特に3つ目は大切です。
安価な普段着なら、多少の縮みや色落ちが起きても納得できるかもしれません。しかし、仕事で使うスーツや思い入れのあるコート、高価な羽毛布団は簡単に買い直せません。
「洗えるか」だけではなく、「失敗したときに後悔しないか」まで考えると、外注すべきものが見えやすくなります。
土日が洗濯だけで終わるのは、洗う量より「判断と段取り」が多いから

洗濯機のボタンを押すだけなら、それほど時間はかかりません。
それでも洗濯が大変なのは、機械を回す前後に細かな作業がいくつもあるからです。
わが家も以前は「洗濯機がやってくれるのに、なぜこんなに疲れるのだろう」と感じていました。
しかし、洗濯に伴う作業を一つずつ書き出してみると、負担が大きい理由がわかりました。
洗濯は洗濯機を回すだけでは終わらない
家庭で洗濯をするときには、次のような作業が発生します。
- 各部屋から洗濯物を集める
- 白いものと色柄物を分ける
- ポケットの中身を確認する
- 裏返った靴下や袖を直す
- 食べこぼしや泥汚れを予洗いする
- 洗濯表示を確認する
- 洗濯ネットへ入れる
- 洗剤やコースを選ぶ
- 干す場所を確保する
- 洗い終わったものを干す
- 乾いたものを取り込む
- たたんで家族ごとに分ける
- クローゼットや引き出しへしまう
子どもがいる家庭では、体操服、給食着、保育園のお昼寝用品、部活動のユニフォームなどが加わります。
金曜日にまとめて持ち帰るものも多く、「月曜日までに乾かさなければならない」という期限まであります。
洗濯機が動いている時間は自動でも、その前後の判断と作業は自動になりません。これが、休日に感じる洗濯の重さです。
シーツや布団を洗う日は、ほかの洗濯が止まりやすい
シーツや布団カバーを洗うと、洗濯槽も物干しスペースも一気に埋まります。
朝一番にシーツを洗ったら、家族の普段着を洗うのはそのあとです。ベランダが狭い場合は、シーツが乾くまで次の洗濯物を干せません。
布団や毛布となると、さらに大変です。
洗濯機へ入れるだけでもひと仕事ですし、水を含んだ寝具は重くなります。干す場所を確保し、途中で向きを変えながら、中まで乾いたか確認しなければなりません。
晴れ予報でも、湿度が高ければ夕方までに乾かないことがあります。途中で天気が崩れれば、部屋の中へ移動させる必要もあります。
その間、頭の片隅にはずっと「布団は乾いただろうか」「雨が降らないだろうか」という心配が残ります。
これでは、洗濯機が止まっていても家事から解放された気分にはなれません。
「自分で洗えば節約」という思い込みが週末を奪う
以前の僕は、クリーニング代だけを見て「家で洗ったほうが安い」と考えていました。
確かに、水道代や電気代、洗剤代だけで比べれば、自宅洗いのほうが安く済む場合は多いでしょう。
ただし、実際には次のような負担もあります。
- 洗濯表示を調べる時間
- コインランドリーまで運ぶ時間
- 空いている機械を待つ時間
- 乾燥具合を確認する時間
- 家へ持ち帰って片づける時間
- 洗い方を間違えるリスク
- 乾燥不足によるニオイやカビの不安
こうした時間と心配まで含めると、「全部自分で洗うことが最も得」とは言い切れません。
節約は大切です。しかし、毎週の休日を家事だけに使い、家族と出かける余裕や自分が休む時間を失ってしまっては、何のための休日なのかわからなくなります。
家で洗うと効率がよいものと、週末にためない洗濯ルール

外注が便利だからといって、何でもクリーニングへ出せばよいわけではありません。
普段着やタオルのように使用頻度が高く、家庭で簡単に洗えるものは、自宅で洗うほうが効率的です。
大切なのは「自宅洗いか外注か」という二者択一ではなく、それぞれの得意分野を使い分けることです。
普段着・タオル・肌着は家で洗う
次の条件に当てはまるものは、基本的に家で洗います。
- 家庭洗濯ができる
- 洗濯後に短時間で乾く
- 毎日または数日おきに使う
- 特別な仕上げを必要としない
- 洗濯槽へ余裕を持って入る
具体的には、Tシャツ、肌着、靴下、タオル、パジャマ、一般的な子ども服などです。
こうした日常着まで外注すると、費用が大きくなり、返却を待つ間に着るものも必要になります。家で無理なく回せるものは、これまでどおり洗濯機に任せるのが現実的です。
ただし、ポケットの確認や色移りしやすい衣類の仕分けは必要です。
子どもの服にはティッシュや折り紙、小石が入っていることがあります。大人の服にも、ボールペンやレシートが入っているかもしれません。
わが家でも、ポケットに入ったティッシュを見落とし、黒い服が白い繊維だらけになったことがあります。急いでいるときほど、洗濯機へ入れる前の確認を習慣にしたほうが、結局は手間が減ります。
洗濯表示と乾燥表示はセットで確認する
家庭洗濯が可能でも、乾かし方には注意が必要です。
ニットなどは、ハンガーにつるすと水分の重さで伸びることがあります。平干しが指定されているものは、形を整えて平らな場所で乾かします。
タンブル乾燥が禁止されている衣類を乾燥機へ入れると、縮みや型崩れの原因になります。反対に、乾燥機を使えるタオルや日常着は、天候に応じて機械乾燥を活用すると時短になります。
「家で洗えるか」だけを見て終わらず、「家で最後まで乾かせるか」まで確認するのがポイントです。
洗ったあとのことを考えずに始めると、部屋中が洗濯物だらけになり、かえって休日のストレスが増えてしまいます。
平日に少量ずつ回すものを決める
共働き家庭にとって、平日に毎日きれいに洗濯を終わらせるのは簡単ではありません。
仕事から帰れば、夕食、お風呂、子どもの宿題や翌日の準備があります。疲れ切った状態で洗濯物をたたむのは、正直つらいものです。
そこで、すべてを平日に終わらせようとせず、「土日へ持ち越したくないもの」だけを少量ずつ洗います。
たとえば、次のように決めておくと迷いにくくなります。
- 月曜日と木曜日:普段着と肌着
- 火曜日と金曜日:タオル類
- 金曜日の夜:体操服、給食着、保育園用品
- 土曜日の朝:シーツや枕カバー
- 布団や季節物:普段の洗濯予定へ入れず、別に判断する
家族の人数や着替えの量によって、適した回数は変わります。毎日洗うことが正解ではありません。
わが家でも、忙しい日に無理をして洗濯機を回すと、干す前に寝落ちしそうになることがありました。洗ったまま長時間放置すれば、ニオイの原因にもなります。
そのため、回数を増やすことよりも、「回したら最後まで干せる日」を選ぶようにしています。
洗濯かごを「人別」ではなく「洗い方別」にする
以前は、脱いだ服をすべて同じ洗濯かごへ入れていました。
すると洗う人が毎回、通常洗い、おしゃれ着、クリーニングへ出すものを仕分けなければなりません。
そこで、洗濯かごを次の3種類に分けました。
- 通常洗い
- おしゃれ着・手洗い
- 外注候補
この方法なら、洗濯を担当する人が変わっても、同じ基準で進められます。
「これは洗濯機へ入れてよいの?」と夫婦で確認する回数も減ります。外注候補のかごに入ったものは、週末にまとめて表示と汚れを確認します。
家事分担では、「洗濯機を回す人」だけを決めても不十分です。
洗濯物を集める、干す、取り込む、たたむ、しまうところまで含めて分担しなければ、どちらか一方に見えない負担が集中します。
洗い方別のかごは、その負担を家族全員に見えるようにする意味でも役立ちました。
外注したほうがラクで失敗も減らしやすい洗濯物

外注に向いているのは、単に「洗うのが面倒なもの」ではありません。
大きい、重い、乾きにくい、失敗したときの損失が大きい。このような洗濯物は、プロに任せたほうが安心できる場合があります。
布団・毛布・こたつ布団などの大物
布団や毛布は、家庭でのお手入れに時間がかかる代表的なものです。
家庭洗濯が可能な製品もありますが、洗濯機の容量や乾燥環境によっては自宅で対応できません。
次のような場合は、無理に家で洗わず、外注を検討してみてください。
- 洗濯槽へ押し込まなければ入らない
- 布団の洗濯表示がわからない
- 羽毛や羊毛など中材の扱いに不安がある
- ベランダに十分な干し場所がない
- 花粉や黄砂が気になって外干しできない
- 中まで乾いたか判断しにくい
- 高価な布団なので失敗したくない
- コインランドリーまで運ぶ車や時間がない
特に敷布団や厚手のこたつ布団は、水を含むとかなり重くなります。
家で洗濯機から取り出せたとしても、それを持ち上げて干し、途中で向きを変える作業は簡単ではありません。
コインランドリーを利用する場合も、自宅から車へ積み、店舗で降ろし、洗濯と乾燥が終わるまで待ち、再び持ち帰る必要があります。
小さな子どもと一緒に移動する家庭では、この運搬だけでも大きな負担です。
宅配クリーニングなら、指定の袋へ布団を詰め、自宅で配送員へ渡せます。クリーニング後も自宅へ届くため、大物を抱えて店舗と往復する必要がありません。
スーツ・礼服・コート・装飾の多い衣類
スーツや礼服、コートなどは、型崩れや風合いの変化を避けたい衣類です。
洗濯表示で家庭洗濯が禁止されているものはもちろん、洗える表示があっても、アイロンや形を整える作業まで考えるとプロに任せたほうがよい場合があります。
礼服は、必要になる時期を予測しにくい衣類です。久しぶりに出したらシミやカビがあった、ということがないよう、着用後は状態を確認してから収納します。
また、次のような衣類も専門店へ相談したほうが安心です。
- 革や毛皮を使用したもの
- ビーズやスパンコールなどの装飾が多いもの
- 色落ちしやすいもの
- 接着加工が使われているもの
- 高価で買い直しが難しいもの
- 思い入れがあり、失敗したくないもの
大切なのは「洗濯機で回せそうか」ではなく、その衣類に適した洗浄と仕上げができるかです。
季節物はクリーニングと保管をまとめて頼む
冬用のコートや布団は、使用していない季節も収納場所を取り続けます。
共働き家庭では、衣替えの時期に洗濯と収納をまとめて行うだけでも、休日がつぶれてしまいがちです。
保管付きの宅配クリーニングを利用すれば、クリーニングが終わった衣類や布団を次のシーズンまで預けられる場合があります。
押し入れやクローゼットが狭い家庭にとっては、洗濯の手間だけでなく収納の悩みも減らせる方法です。
ただし、保管期間や返却日の変更ルールはサービスによって異なります。
「寒くなったので来週返してほしい」と思っても、すぐには対応してもらえない可能性があります。利用前に、最長保管期間、返却時期、日付変更の期限を確認しておきましょう。
外注の境界線は「できるか」より「休日を使う価値があるか」
家で洗えるものを外注することに、罪悪感を持つ人もいるかもしれません。
僕も最初はそうでした。
「自分でできるのに、お金を払うのはもったいない」
「家事をさぼっていると思われないだろうか」
そんな気持ちがあり、なかなか宅配クリーニングを利用できませんでした。
しかし、実際に外注してみると、考え方が変わりました。
大きな布団を運び、洗い、乾かし、片づけるために半日を使う。その半日を家族で出かけたり、子どもの話をゆっくり聞いたり、自分の体を休めたりする時間へ変えられるなら、クリーニング代には十分な意味があります。
以前の僕は「自分でできることにお金を払うのはもったいない」と思っていました。今は、土曜の午前中を毎回失うほうが、ずっともったいないと感じています。
布団を外注したいけれど、どこを選べばよいかわからない方は、布団宅配クリーニングおすすめ5社を比較した記事も参考にしてください。料金だけでなく、保管、納期、洗い方、対応できる布団の違いをまとめています。
コインランドリー・店舗・宅配クリーニングはどう使い分ける?

外注先には、コインランドリー、店舗型クリーニング、宅配クリーニングがあります。
どれが一番優れているというより、洗濯物の種類と家庭の状況に合わせて使い分けることが大切です。
料金だけで決めず、自分で行う作業や移動時間まで含めて比較しましょう。
その日のうちに仕上げたいならコインランドリー
コインランドリーの魅力は、大型の洗濯機と乾燥機を利用できることです。
家庭用洗濯機へ入りにくい毛布やシーツ類も、洗濯表示と機械の利用条件に問題がなければ、当日中に洗濯から乾燥まで終えられます。
次のような人には、コインランドリーが向いています。
- 大物を自分で運べる
- 車や自転車などの移動手段がある
- 洗濯表示を自分で判断できる
- 店内や近隣で待つ時間を確保できる
- その日のうちに持ち帰りたい
- 保管サービスは必要ない
一方、機械へ入れてよい素材かどうかは、自分で判断しなければなりません。
また、混雑していれば希望する大型機が空いていない場合もあります。洗濯中に一度帰宅すると、再び取りに行く必要があります。
料金だけを見ると手軽に感じますが、運搬と待ち時間も含めて考えることが大切です。
急ぎの衣類や対面相談なら店舗クリーニング
スーツ、礼服、制服など、比較的少量の衣類を出したい場合は店舗型クリーニングが便利です。
シミの場所や素材について、受付で直接相談できます。仕上がり予定日をその場で確認しやすく、急ぎに対応してくれる店舗もあります。
自宅や勤務先の近くに店舗があり、営業時間内に立ち寄れる人には使いやすい方法です。
ただし、共働き家庭では、営業時間が負担になることがあります。
朝は子どもの準備と出勤で慌ただしく、帰宅時には店舗が閉まっている。土曜日に持ち込めても、受け取りのためにもう一度予定を空けなければならない。
クリーニングへ出すこと自体より、「持っていく日」と「受け取る日」を覚えておくことが負担になる家庭もあります。
重い布団やまとめ出しなら宅配クリーニング
宅配クリーニングは、インターネットから申し込み、自宅で集荷と受け取りができるサービスです。
特に布団のような大物は、店舗へ運ばなくてよいだけでも負担が大きく変わります。
次のような家庭には、宅配クリーニングが向いています。
- 小さな子どもを連れて店舗へ行きにくい
- 車を持っていない
- 夫婦ともに店舗の営業時間に間に合わない
- 家族分の布団をまとめて出したい
- クリーニング後に保管してほしい
- 自分で洗濯方法を判断するのが不安
- 料金だけでなく休日の時間も大切にしたい
注意点は、返却までに日数がかかることです。
今夜使う布団をそのまま出すことはできません。予備の布団を用意するか、冬布団を使わない春から初夏などに依頼する必要があります。
会社や繁忙期によっては、通常より納期が長くなる場合もあります。「次に使う日の直前」ではなく、余裕を持って申し込みましょう。
時間・料金・手間で3つの方法を比較する
| 方法 | 料金の考え方 | 自分で行う作業 | 仕上がりの早さ | 向いているもの |
|---|---|---|---|---|
| コインランドリー | 機械の利用ごとに支払う | 運搬、投入、待機、持ち帰り | 当日 | 洗濯可能な毛布、シーツ |
| 店舗クリーニング | 衣類や品物ごとに支払う | 持ち込み、受け取り | 数日程度が中心 | スーツ、礼服、コート |
| 宅配クリーニング | 単品または複数点のパック | 申し込み、梱包、受け渡し | 1週間から数週間が中心 | 布団、冬物、大量の衣類 |
料金を比べるときは、表示価格だけでなく、送料やオプションも確認してください。
布団宅配クリーニングでは、布団の枚数、掛け布団か敷布団か、サイズ、配送地域、保管の有無などで総額が変わる場合があります。
最安値だけを探すより、出したいものをすべて含めた最終金額と、自分の希望する納期や保管期間を比べるほうが失敗しにくくなります。
2児のパパが「全部自分で洗う」をやめて変わったこと

僕はもともと、家事を外注することに積極的ではありませんでした。
会社員として働き、子どもが2人いると、日々の出費も少なくありません。自分で洗えるものは自分で洗い、少しでも節約したいと考えるのは自然なことでした。
ところが、その考えにこだわりすぎた結果、土日はいつも洗濯の予定から考えるようになっていました。
以前は土曜の朝から洗濯機を何度も回していた
金曜日の夜になると、家の中には家族4人分の洗濯物がたまっています。
普段着、肌着、タオルに加え、子どもが持ち帰った体操服や給食着もあります。天気がよければシーツも洗いたいし、季節によっては毛布や布団カバーも気になります。
土曜日は目覚ましをかけなくても、洗濯のことが気になって早く起きることがありました。
朝食前に1回目を回し、食事が終わったら干す。すぐに2回目を入れ、干す場所が足りるかベランダを確認する。
子どもから「公園へ行こう」と言われても、「これを干してからね」と答える。ところが、それが終わるころには次の洗濯が始まっています。
昼前になってようやく出かけられると思ったら、今度は乾いた洗濯物を取り込む時間が気になります。
家族で外へ出ても、空模様が変わると「洗濯物は大丈夫だろうか」と落ち着きませんでした。
家族のためにしている家事なのに、その家事のせいで家族との時間が減っている。それが当時の僕にとって、一番つらい部分でした。
「日常着は家、布団と季節物は外注」と決めた
状況を変えるため、最初に決めたのが「全部を同じ方法で洗わない」というルールです。
普段着、肌着、タオル、子ども服は家で洗う。一方、布団や厚手の季節物は、自宅で洗う予定へ入れないことにしました。
布団のお手入れが必要になったら、最初から宅配クリーニングを候補にします。
このルールを決める前は、布団を見るたびに迷っていました。
「今週末に洗うべきかな」
「天気は大丈夫かな」
「コインランドリーへ持っていこうかな」
「でも子どもを連れて待つのは大変だな」
結局決められず、また次の週へ先送りすることもありました。
外注すると決めてからは、この迷いがなくなりました。申し込み、布団を専用の袋へ詰め、集荷日に渡す。自宅で行う作業の終わりが見えるため、気持ちもラクになりました。
布団環境を見直してから、鼻炎に悩む日が減った
僕は以前、鼻炎に悩まされることが多く、特に朝起きたときに鼻の状態が気になることがありました。
布団は毎日使うものです。寝ている間には汗をかきますし、皮脂やホコリなども少しずつたまります。
それでも布団のお手入れは、普段着の洗濯ほど頻繁にはできません。
大きくて扱いにくいため、「時間があるときにやろう」と後回しになっていました。
宅配クリーニングを利用するようになってからは、布団のお手入れを予定に入れやすくなりました。寝室の掃除やカバー類の洗濯も含め、布団環境そのものを意識するようになったと思います。
その結果、僕の場合は、以前のように鼻炎が気になって仕方がない日は減りました。
ただし、これはあくまで僕自身の体験です。鼻炎にはさまざまな原因があり、布団をクリーニングすれば必ず改善するというものではありません。症状が続く場合は、医療機関へ相談してください。
それでも、洗えないからと放置するのではなく、無理なく続けられるお手入れ方法を持てたことは、僕にとって大きな変化でした。
お金で買ったのは、洗濯そのものより家族と過ごす余裕だった
宅配クリーニングには料金がかかります。
最初は、その金額だけを見て高いと感じました。しかし、実際に利用してみると、買っていたのは洗浄作業だけではないと気づきました。
- 布団をコインランドリーまで運ぶ時間
- 大型機が空くのを待つ時間
- 洗濯中や乾燥中に店内で過ごす時間
- 重い布団を再び家へ運ぶ労力
- 正しい洗い方か心配する気持ち
- 休日の天気を気にする時間
こうした負担をまとめて手放せることに、宅配クリーニングの価値があります。
布団を預けている週末は、朝から子どもと出かけられます。洗濯物の乾き具合を気にせず、少し遠くまで遊びに行くこともできます。
予定がない日は、家でゆっくり過ごしてもよいのです。
以前は、何もしない時間があると「その間に洗濯をしなければ」と考えていました。今は、休むことも家族で過ごすことも、休日の大切な予定だと思えるようになりました。
僕は「心のゆとりは、時間のゆとり」だと思っています。
時間に追われていると、子どもの小さな失敗にもイライラしやすくなります。夫婦の会話も、「洗濯物を取り込んだ?」「まだやっていないの?」という確認ばかりになりがちです。
少しでも時間に余裕があれば、同じ出来事にも落ち着いて向き合えます。
家事の外注は、家事を放棄することではありません。家族にとって大切なことへ時間を使うために、家事の方法を選び直すことだと、今は考えています。
まとめ|全部を家で洗わなくても、家事をさぼっているわけではない

共働き家庭の洗濯は、洗濯機を回すだけでは終わりません。
仕分け、予洗い、干す場所の確保、取り込み、片づけまで含めると、土日の大部分を使ってしまうことがあります。
毎週の負担を減らすには、洗濯物をすべて同じ方法で片づけようとしないことが大切です。
迷ったら4つの基準で仕分ける
家で洗うか外注するか迷ったときは、次の4つを確認してください。
- 家庭洗濯ができる表示か
- 洗濯槽へ余裕を持って入るか
- その日のうちに中まで乾かせるか
- 縮みや型崩れが起きたら困るものか
普段着、肌着、タオルなど、頻繁に使って乾きやすいものは家で洗います。
スーツ、礼服、高価な衣類など、仕上がりが重要なものは店舗クリーニングが候補です。
家庭洗濯ができる大物を当日中に仕上げたいなら、コインランドリーも利用できます。
布団、こたつ布団、家族分の冬物など、大きくて運びにくいものは宅配クリーニングと相性がよいでしょう。
最初に外注するなら、負担の大きい布団から
いきなり家中の洗濯物を外注する必要はありません。
まずは、自宅でのお手入れに最も時間と労力がかかっているものを1つだけ外へ出してみてください。
共働き家庭なら、布団は有力な候補です。
布団を自宅で洗うには、洗濯機の容量、干す場所、天気、乾燥時間を考えなければなりません。コインランドリーを利用する場合も、重い布団を運び、洗濯と乾燥が終わるまで対応する必要があります。
宅配クリーニングなら、集荷から受け取りまで自宅で完結します。会社によっては、クリーニング後の長期保管にも対応しています。
ただし、料金、送料、保管期間、納期、洗浄方法、対応できる素材は会社ごとに異なります。
自分の布団や生活に合うサービスを選びたい方は、布団宅配クリーニングおすすめ5社を料金・保管・納期で比較した記事をご覧ください。
家で洗うことは、悪いことではありません。外注することも、家事をさぼることではありません。
大切なのは、家族の暮らしに合う方法を選ぶことです。
今度の土曜日は、朝から何度も洗濯機を回すのではなく、子どもとゆっくり朝ごはんを食べる。そんな時間をつくるために、まずは洗濯かごの中身を「家で洗うもの」と「外注するもの」に分けるところから始めてみてください。










