「洗濯は朝と夜、どちらにすればラクになるんだろう」

共働きで子育てをしていると、一度は悩む問題ではないでしょうか。

朝に洗濯すると、天気のよい時間に外干しできます。しかし、朝食や子どもの身支度、保育園・学校の準備と重なるため、出勤する前からぐったりします。

夜なら時間に追われず洗濯できそうですが、仕事と育児を終えたあとに洗濯物を干すのは想像以上に大変です。子どもを寝かしつけながら自分も寝落ちし、翌朝、洗濯機の中に濡れた衣類を見つけたこともありました。

僕は2児のパパで、平日は会社員として働いています。

以前は、朝に洗濯してみたり、夜にまとめて洗ってみたりと、何度も時間帯を変えました。「朝がダメなら夜」「夜が続かないなら朝」と試したものの、なかなか生活はラクになりませんでした。

そこで気づいたのが、洗濯をする時間だけ変えても、洗濯物の量や工程は減らないということです。

わが家が本当にラクになったきっかけは、朝と夜のどちらかを正解にすることではありませんでした。

「平日に何を洗うか」だけでなく、「平日には何をしないか」を決めたことです。

この記事では、朝洗濯と夜洗濯のメリット・デメリットを比べながら、2児のいるわが家がたどり着いた洗濯ルーティンを紹介します。

洗濯のために早起きする生活に疲れた方、寝かしつけ後の洗濯が続かない方は、ぜひ参考にしてください。

共働きの洗濯は朝と夜どっちがラク?わが家の結論

共働きの洗濯は朝と夜のどちらがラクか考える家族

結論からお伝えすると、乾燥まで自動化できる共働き家庭なら、夜に洗濯を始めるほうがラクになりやすいと感じています。

ただし、どの家庭にも夜洗濯が向いているわけではありません。

使用している洗濯機、外干しか部屋干しか、夫婦の出勤時間、子どもの年齢、住宅環境などによって、続けやすい時間帯は変わります。

大切なのは、一般的な「朝派」「夜派」の意見に合わせることではありません。洗濯の全工程を見たうえで、自分たちが無理なく続けられる方法を選ぶことです。

朝と夜のどちらがラクかは「乾燥まで自動化できるか」で変わる

洗濯機のスタートボタンを押すだけなら、朝でも夜でもそれほど負担は変わりません。

問題は、そのあとの工程です。

洗濯が終わったら、衣類を取り出して一枚ずつ広げ、ハンガーやピンチに掛けなければなりません。乾いたあとは取り込み、家族ごとに分け、必要に応じて畳んで収納します。

縦型洗濯機を使い、外干しをしている家庭では、朝に干したほうが乾かしやすいでしょう。夜に洗って洗濯機の中へ長時間置いておくわけにはいかないため、夜に洗うなら、その日のうちに干す必要があります。

一方、洗濯乾燥機で乾燥まで完了できる家庭なら、夜のうちにスタートし、朝に取り出す方法が使えます。

わが家でも、夜に洗濯から乾燥まで進められる衣類が増えてから、朝の負担が軽くなりました。

ただし、すべての衣類を乾燥機に入れられるわけではありません。縮みやすい服や傷みやすい服は分けて干す必要があります。

そのため、夜洗濯を選ぶ場合も「すべて乾燥機へ入れる」のではなく、乾燥できる衣類と干す衣類を分けておくことが重要です。

朝と夜のどちらがラクかは、洗濯を始める時間より、乾燥まで人の手を使わず進められるかどうかで大きく変わります。

2児のいるわが家は「夜に洗う・朝は片付けない」に落ち着いた

わが家は、基本的に夜に洗濯機を回しています。

入浴後に使ったタオルや、子どもたちがその日に着た服までまとめて洗えるからです。乾燥機に入れられる衣類は、そのまま乾燥まで進めます。

以前は、翌朝にすべて取り出し、畳んで収納しようとしていました。

しかし、朝はただでさえ慌ただしい時間です。

朝食を用意し、子どもを起こし、着替えを促し、持ち物を確認します。僕自身も出勤の準備をしなければなりません。

その中に「乾燥した衣類を畳んで収納する」という仕事を入れると、少し寝坊しただけで予定が崩れました。

そこで、朝は必要な衣類だけを取り出し、残りは決めた場所へ一時的に置くことにしました。

きれいに畳んでいなくても、子どもが着る服とタオルがすぐに使えれば、朝の生活は回ります。収納は、帰宅後に余裕があれば行い、疲れている日は翌日に回します。

最初は、乾いた洗濯物を残して出勤することに抵抗がありました。

「朝のうちに片付けなければ、家事を途中で放置しているのでは」と感じたからです。

しかし、家事は朝までに全部終わらせなければならないものではありません。家族が困らず、衣類が清潔な状態なら、収納を数時間遅らせても大きな問題はありませんでした。

「夜に洗う」と決めただけでなく、「朝は片付けない」と決めたことで、わが家の洗濯は続けやすくなりました。

本当にラクになったのは朝と夜を決めたときではなかった

僕は長い間、朝と夜のどちらが効率的かばかり考えていました。

朝に洗えば、日中の太陽を使って乾かせます。夜に洗えば、入浴後の衣類までまとめられます。

どちらにもメリットがあるため、生活がうまく回らないたびに時間帯を変更していました。

しかし、時間帯を変えても、家族4人分の洗濯物が減るわけではありません。

洗濯物を集める、ポケットを確認する、洗濯ネットへ入れる、干す、取り込む、畳む、収納する。これらの工程は、朝にしても夜にしても残ります。

さらに、シーツや布団カバー、毛布などを洗う日は、普段の衣類が後回しになります。

朝か夜かを決めるだけでは、洗濯の全体量を減らせなかったのです。

わが家がラクになったのは、洗濯する時間を決めたあと、「毎日やらなくてもよい工程」と「家庭で洗わなくてもよいもの」を考えたときでした。

共働き家庭に必要なのは、すべての家事を効率よくこなすことだけではありません。

やる時間を工夫しても負担が大きい家事は、やらない方法を考えることも必要です。

共働き家庭が洗濯を朝にするメリット・デメリット

共働き家庭が朝に洗濯するメリットとデメリット

朝洗濯は、昔から取り入れている家庭が多い方法です。

起床後に洗濯機を回し、出勤前に干しておけば、帰宅するころには乾いています。日光や風を利用できるため、外干しをしたい方には向いています。

一方で、共働きで子どもがいる家庭では、朝に予定外のことが起こりやすい点に注意が必要です。

朝に洗濯する3つのメリット

朝洗濯の大きなメリットは、日中の時間を乾燥に使えることです。

天気のよい日であれば、朝に干して夕方に取り込めます。厚手の衣類やバスタオルも、夜の部屋干しより乾きやすいことがあります。

また、夜の家事を減らせるのもメリットです。

仕事から帰宅したあとは、夕食、食器の片付け、入浴、子どもの宿題や寝かしつけなど、やることが続きます。朝に洗濯を終えておけば、夜に洗濯機の終了を待たずに済みます。

パジャマや夜に使ったタオルまで洗える点も便利です。

夜洗濯の場合、入浴のタイミングによっては、使用済みのタオルを翌日の洗濯へ回すことがあります。朝なら、家族が前夜に使ったものをまとめて洗えます。

朝洗濯の主なメリットを整理すると、次のとおりです。

  • 日中の太陽や風を使って乾かせる
  • 夜の家事を減らしやすい
  • パジャマや前夜に使用したタオルも洗える
  • 夜間に洗濯機の音を出さずに済む
  • 朝のうちに家事をひとつ終えた安心感がある

朝に比較的余裕があり、外干しをしたい家庭にとっては、分かりやすく続けやすい方法です。

朝に洗濯する3つのデメリット

朝洗濯の問題は、洗濯機の都合に人の予定を合わせなければならないことです。

洗濯機を回している間に朝食や身支度を進められますが、終了するまで家を出られません。

子どもがすぐに起きなかったり、朝食をこぼしたり、持ち物が見つからなかったりすると、予定していた時間に洗濯物を干せなくなります。

洗濯終了の音が鳴っているのに、子どもの歯磨きや着替えを手伝っている。ようやく干し始めたと思ったら、今度は「トイレに行きたい」と呼ばれる。

2児のいるわが家では、そんな朝が何度もありました。

慌てて干すと、厚手の服が重なったり、シワを伸ばせなかったりします。帰宅後に確認すると、一部だけ乾いていないこともありました。

また、朝洗濯は天候に左右されます。

晴れの予報だったのに急に雨が降ることもあります。夫婦ともに出勤していると、すぐには取り込めません。

朝洗濯には、次のようなデメリットがあります。

  • 洗濯終了まで家を出られない
  • 子どもの準備と時間が重なる
  • 寝坊すると家事全体が遅れる
  • 慌てて干すと乾きにくくなる
  • 外干しの場合は急な雨に対応しにくい

特に出勤時間が決まっている家庭では、「あと10分あれば干せるのに」という状況が大きなストレスになります。

朝洗濯が向いている共働き家庭

朝洗濯は、次のような家庭に向いています。

  • 夫婦のどちらかが早起きできる
  • 洗濯機の予約機能を利用できる
  • 朝食や子どもの準備を夫婦で分担できる
  • 在宅勤務の日が多い
  • 日中に洗濯物を取り込める人がいる
  • 外干しを重視している
  • 夜間に洗濯機を動かしにくい住環境である

洗濯機の予約機能を使い、起床時間に合わせて洗濯が終わるようにしておけば、待ち時間を減らせます。

また、夫が洗濯物を干している間に妻が子どもの準備をするなど、朝の役割が決まっている家庭では回しやすいでしょう。

ただし、毎朝「今日はどちらが干す?」と確認しなければならない状態では、洗濯以外の負担が増えます。

朝洗濯を採用するなら、開始時間だけでなく、誰がどこまで担当するのかも決めておくことが大切です。

わが家が朝の「全部終わらせる洗濯」をやめた理由

僕も一時期、早起きして洗濯をしていました。

家族が起きる前に洗濯機を回し、朝食後に干せば効率がよいと思っていたからです。

ところが、子どもが起きる時間は毎日同じではありません。

早く起きて遊び始める日もあれば、何度声をかけても布団から出てこない日もあります。保育園や学校へ持っていくものが見つからず、家族全員で探すこともありました。

そのたびに洗濯が途中で止まります。

僕は「洗濯物を干さなければ」と焦り、妻は子どもの準備をしながら、僕の出勤時間まで気にしていました。

僕が洗濯を担当しているはずなのに、妻は「このままで間に合うかな」と気にしなければならなかったのです。

朝に洗濯すること自体が悪かったのではありません。

朝のうちに洗濯、乾燥、収納まで終わらせようとしたことが、わが家には合っていませんでした。

朝は時間の上限が決まっています。予定外のことが起きても、出勤や登校の時間を遅らせるわけにはいきません。

そこで、わが家では朝に必ず終わらせる家事を減らしました。

朝食、身支度、子どもの持ち物確認など、生活に欠かせないことを優先し、洗濯は夜を中心に回すことにしました。

共働き家庭が洗濯を夜にするメリット・デメリット

共働き家庭が夜に洗濯するメリットとデメリット

夜洗濯は、朝の負担を減らしたい家庭に向いています。

その日に着た服や入浴後のタオルをまとめて洗えるため、洗濯物を翌日までためずに済みます。

ただし、夜は夫婦ともに疲れている時間です。

「子どもが寝たら洗濯物を干そう」と考えていても、予定どおりに進むとは限りません。

夜に洗濯する3つのメリット

夜洗濯のメリットは、出勤時間に追われにくいことです。

多少スタートが遅れても、翌朝の出勤時刻までに乾かせる仕組みがあれば、朝ほど焦らずに済みます。

入浴後に洗濯を始めれば、その日に使ったタオルや子どもの服、仕事着までまとめられます。汚れた衣類を洗濯かごに長時間置かずに済む点も便利です。

洗濯乾燥機を使用している場合は、夜との相性がよいでしょう。

寝ている間に乾燥まで終わるため、朝は必要な服を取り出すだけで済みます。

夜洗濯には、次のようなメリットがあります。

  • 朝の家事を減らせる
  • その日に使った衣類やタオルをまとめて洗える
  • 出勤時間を気にせず進めやすい
  • 洗濯乾燥機や浴室乾燥を使いやすい
  • 翌日に必要な衣類を確認できる

子どもの体操服や給食用エプロンなど、翌日に必要なものがある場合も、夜のうちに確認できます。

朝になってから「洗えていなかった」と気づくリスクを減らせるのは、子育て家庭にとって大きなメリットです。

夜に洗濯する3つのデメリット

夜洗濯の一番のデメリットは、疲れている時間に家事をしなければならないことです。

仕事を終えて帰宅し、夕食や入浴、寝かしつけまで済ませたころには、夫婦ともに体力が残っていません。

それでも、洗濯機から衣類を取り出して干さなければならない。乾燥できない衣類が多い日は、それだけで負担になります。

洗濯終了を待っているうちに、就寝時間が遅くなることもあります。

わが家でも、洗濯機が終わるまでソファで待っていたはずが、そのまま寝てしまったことがありました。翌朝、濡れた衣類が洗濯槽の中に残っているのを見ると、朝から気持ちが沈みます。

夜洗濯の主なデメリットは次のとおりです。

  • 疲れたあとに作業が残る
  • 洗濯終了を待つと就寝時間が遅くなる
  • 寝落ちすると洗濯物を放置してしまう
  • 部屋干しの場合は室内の湿度が上がる
  • 集合住宅では運転音に注意が必要

夜洗濯を選ぶなら、寝る直前ではなく、夕食や入浴と並行して進めるなど、終了を待たなくてよい工夫が必要です。

夜洗濯が向いている共働き家庭

夜洗濯は、次のような家庭に向いています。

  • 洗濯乾燥機を使っている
  • 浴室乾燥や部屋干し設備がある
  • 朝の出勤時間が早い
  • 子どもの朝の準備に時間がかかる
  • 帰宅後の家事分担が決まっている
  • 夜間でも洗濯機を動かせる住環境である
  • 入浴後の衣類までまとめて洗いたい

特に乾燥まで自動で進められる家庭では、夜にスタートして朝に取り出す方法が便利です。

一方、洗濯が終わるたびに手作業で干さなければならない場合は、夜の負担が大きくなります。

「夜なら時間がある」と思っていても、実際には疲れや寝かしつけの影響を受けます。

夜洗濯が向いているかどうかは、時計の時刻だけでなく、どこまで自動化できるかで判断しましょう。

寝かしつけ後の洗濯が続かなかった本音

以前のわが家では、「子どもを寝かしつけてから洗濯する」と決めていました。

子どもが寝たあとなら、落ち着いて家事ができると思っていたからです。

しかし、寝かしつけは終了時間を予測しにくいものです。

すぐに眠る日もあれば、「喉が渇いた」「トイレに行きたい」「明日の準備を忘れた」と何度も起きる日もあります。

ようやく静かになったころには、自分たちも眠くなっています。

妻が寝かしつけをしている間に僕が洗濯を担当することもありましたが、僕自身も仕事で疲れています。洗濯機を回すところまではできても、終了を待って干す作業がつらく感じる日がありました。

正直に言えば、「今日くらいは明日でいいか」と思うこともあります。

それでも翌朝に必要な服があると、後回しにはできません。

そこで、わが家では寝かしつけ後に洗濯を始めるのをやめました。

夕食の片付けや入浴の流れの中で洗濯物を集め、できるだけ早い時間にスタートします。寝る前に乾燥まで進められれば、そのあとの収納は翌日に回してもよいことにしました。

夜洗濯を続けるために必要だったのは、頑張って起きていることではありません。

寝かしつけ後に重い作業を残さない仕組みでした。

朝と夜を変えても洗濯がラクにならない5つの原因

朝と夜を変えても洗濯がラクにならない原因

朝洗濯と夜洗濯を両方試しても、負担があまり変わらない家庭があります。

それは、洗濯機を回す時間以外の問題が残っているからです。

「朝がつらいから夜にしよう」と変更する前に、何が負担になっているのかを確認してみましょう。

洗濯機を回す時間しか比べていない

洗濯という言葉を聞くと、洗濯機を回して干す作業を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、実際には洗濯機のボタンを押す前から家事が始まっています。

家中から洗濯物を集め、ポケットの中身を確認します。裏返しになった服を直し、泥汚れや食べこぼしがあれば予洗いをします。

色移りが心配な服やデリケートな衣類を分け、洗濯ネットへ入れる作業も必要です。

洗濯後にも、次の工程があります。

  • 洗濯物を取り出す
  • シワを伸ばす
  • 衣類に合った方法で干す
  • 乾き残りを確認する
  • 洗濯物を取り込む
  • 家族ごとに仕分ける
  • 必要なものを畳む
  • 収納場所へ戻す
  • フィルターを掃除する
  • 洗剤や漂白剤を補充する

洗濯機を朝に動かすか夜に動かすかは、この中の一部分でしかありません。

本当に負担を減らしたいなら、洗濯開始から収納までに何をしているかを書き出す必要があります。

「朝にやる人」と「夜に片付ける人」が別になっている

夫が朝に洗濯物を干し、妻が帰宅後に取り込んで収納する。

妻が夜に洗濯機を回し、夫が朝に干す。

このように工程を分けること自体は悪くありません。夫婦の生活時間に合わせれば、効率よく進められることもあります。

ただし、作業を受け渡すたびに確認が必要になります。

「洗濯は終わっている?」

「乾燥機に入れられない服はどれ?」

「雨が降りそうだけど、外に干して大丈夫?」

「取り込んだ服はどこに置いた?」

こうした確認をいつも一方が担当していると、その人は洗濯の管理者から抜けられません。

以前の僕も、休日の朝に洗濯物を干して「今日は洗濯をした」と思っていました。

しかし、夕方に洗濯物を取り込み、子どもの服を分け、収納していたのは妻です。僕は洗濯の途中までを担当し、残った工程を妻へ渡していただけでした。

分担するときは、作業だけでなく「誰が完了を確認するか」まで決めることが大切です。

子どもの予定に振り回される

子どもがいる家庭では、洗濯物の量だけでなく、締め切りのある洗濯が増えます。

体操服、給食用のエプロン、保育園の着替え、お昼寝用のシーツなど、「明日までに必要」というものが定期的に出てきます。

予定外の洗濯も少なくありません。

食事をこぼしたり、外遊びで服が泥だらけになったり、おねしょをしたりすれば、通常の洗濯に追加の作業が発生します。

わが家でも、洗濯する曜日や時間を決めても、子どもの状況によって予定が崩れました。

問題は、予定が崩れること自体ではありません。

「予定どおりにできなかった」と感じて、夫婦のどちらかが無理をして取り戻そうとすることです。

子育て中の洗濯は、予定どおりに進まない前提で考えたほうがラクです。

洗濯物が増えた日は翌日へ回せるものを分ける。替えの体操服や着替えを少し多めに用意する。急いで乾かしたいものだけ乾燥機を使う。

毎日の洗濯を完璧に管理するより、予定外のことが起きても困らない余裕をつくるほうが続きます。

畳む・収納する作業を減らしていない

朝から夜へ洗濯時間を移しても、畳む衣類の量は変わりません。

家族4人分の服を毎日きれいに畳み、それぞれの収納場所へ戻す作業には時間がかかります。

そこで、わが家では畳む必要がある衣類を減らしました。

シワになりやすい服は、ハンガーで干して、そのままクローゼットへ移します。肌着やパジャマは家族別のボックスへ入れ、きれいに畳むことをやめました。

タオルも、収納できる大きさになれば十分です。ホテルのようにきれいな形へそろえることより、短時間で片付くことを優先しました。

子どもが自分で扱えるものは、本人にも収納してもらいます。

畳まない収納は、見た目を少し妥協する方法かもしれません。

しかし、毎日10分かかっていた作業が5分になるだけでも、1週間では大きな差になります。

朝か夜かを変える前に、そもそも毎回している作業が本当に必要かを見直してみてください。

日常着と大物洗いを同じ家事として考えている

肌着やタオルを洗う日常の洗濯と、シーツや毛布、布団を洗う大物洗いでは、必要な時間も体力も違います。

シーツを家族分洗えば、それだけで洗濯機がいっぱいになります。物干しスペースも広く使うため、普段の衣類が干せません。

毛布や布団を洗う場合は、洗濯表示や洗濯機の容量を確認する必要があります。

自宅で洗えなければ、コインランドリーまで運ばなければなりません。洗濯が終わるまで待ち、乾き残りがないか確認し、再び自宅へ運びます。

これらを普段の洗濯と同じように「空いている日にやろう」と考えると、休日が大物洗いだけで終わります。

わが家も以前は、週末になるたびに「今週こそシーツや布団を何とかしよう」と考えていました。

しかし、子どもの予定や天気に左右され、何度も先延ばしになりました。

日常着と大物は、別の家事として考える必要があります。

平日に回す洗濯、休日に余裕があれば行う洗濯、家庭の外へ任せる洗濯に分けると、予定を立てやすくなります。

2児のパパが決めた「平日にやらない家事」5つのルール

2児のパパが決めた平日にやらない家事のルール

わが家では、朝と夜の両方を試した結果、夜洗濯を中心にすることにしました。

しかし、夜に変更しただけでは十分ではありませんでした。

共働きの平日をラクにするために必要だったのは、効率よく頑張る方法より、頑張らなくても生活が回るルールです。

ここからは、わが家が決めた「平日にやらない家事」を紹介します。

1.洗濯物をきれいに畳まない

以前の僕は、洗濯物はきれいに畳んで収納するものだと思っていました。

タオルの端をそろえ、子どもの服も一枚ずつ畳む。きれいに並んだ引き出しを見ると、家事を終えた達成感があります。

しかし、子どもは翌日には引き出しから服を取り出します。自分で服を探しているうちに、きれいに畳んだ衣類が崩れることもあります。

毎日使う肌着やパジャマまで、時間をかけて畳む必要があるのか疑問に感じました。

そこで、わが家では収納方法を変えました。

  • 仕事着や外出着はハンガー収納
  • 肌着は家族別のボックスへ入れる
  • パジャマは簡単にまとめる
  • 靴下は左右をそろえて収納するだけ
  • タオルは収納できる大きさに折ればよい

畳み方が夫婦で違っても、収納できて次に使えれば問題にしません。

妻のやり方へ僕がすべて合わせるのでもなく、僕が「畳まなくていい」と一方的に決めるのでもありません。

シワになると困るもの、畳まなくても困らないものを夫婦で確認しました。

家事の仕上がりを少し簡単にしたことで、夜の片付けにかかる時間が減りました。

2.翌日必要ではない洗濯物は無理に洗わない

洗濯かごに衣類がたまると、すぐに洗わなければならない気がしていました。

しかし、少量の洗濯物を毎日洗うと、そのたびに仕分け、乾燥、収納が発生します。

そこで、翌日に必要な衣類が十分にある日は、洗濯を一日延期することにしました。

もちろん、濡れたタオルや汚れの強い衣類を放置するわけではありません。においや汚れが気になるものは早めに処理します。

一方、急いで洗わなくてもよい普段着は、次の洗濯とまとめられます。

このルールを取り入れるには、家族の衣類に少し余裕が必要です。

子どもの肌着や靴下、保育園の着替えなどは、洗濯が一日遅れても困らない枚数を用意しました。

服を必要以上に増やすことが正解とは限りませんが、「今日洗わなければ明日着るものがない」という状態は、平日の負担を大きくします。

毎日必ず洗濯することより、疲れている日は休める余裕を持つほうが、わが家には合っていました。

3.夜のうちに収納まで終わらせようとしない

夜洗濯を始めた当初は、寝る前にすべての衣類を収納しようとしていました。

しかし、洗濯や乾燥の終了時間が遅くなると、収納のために就寝時間を削ることになります。

疲れている日に無理をすると、翌朝もつらくなります。

そこで、乾いた洗濯物を一時的に置く場所を決めました。

洗濯物がリビングやソファに広がると家族の邪魔になるため、専用のかごを用意しています。すぐに使うタオルや子どもの着替えは取り出し、急がないものはかごへ入れます。

余裕がある日はその日のうちに収納し、疲れている日は翌日でもかまいません。

大切なのは、何となく放置するのではなく、「ここにある衣類はあとで片付ける」と家族全員が分かる状態にすることです。

一時置きの場所が決まっていれば、妻だけが洗濯物の行方を管理する必要もありません。

家事を途中で止めることに罪悪感を持つ方もいると思います。

僕も以前はそうでした。

でも、生活に支障がなく、翌日きちんと続きから始められるなら、家事を一度で終わらせなくても大丈夫です。

4.夫婦だけで全工程を抱えない

洗濯は、夫か妻のどちらかが担当するものだと思いがちです。

しかし、汚れた服を出しているのは家族全員です。

わが家では、子どもたちにも年齢に合わせて協力してもらうことにしました。

難しい作業はお願いしていません。

  • 脱いだ服を洗濯かごへ入れる
  • ポケットの中身を出す
  • 靴下を丸めたままにしない
  • 濡れたタオルを床に置かない
  • 自分の服を収納場所まで運ぶ

最初は何度伝えても忘れます。

僕自身も子どものころは、脱いだ服をそのままにしていた記憶があります。すぐに完璧にできるとは思っていません。

それでも、「誰かが集めてくれるのが当たり前」という状態を少しずつ変えることには意味があります。

子どもが洗濯物を決めた場所へ出すだけでも、家中から探し集める作業が減ります。

また、夫婦のどちらか一人を洗濯の管理者にしないことも重要です。

「洗剤がなくなりそう」「明日は体操服が必要」と気づいた人が、相手へ報告するだけで終わらず、自分で対応できる仕組みをつくりました。

家族全員が少しずつ参加すれば、一人あたりの負担を減らせます。

5.シーツ・毛布・布団は平日に洗わない

わが家が特に意識しているのが、大物洗いを平日に入れないことです。

シーツや布団カバーを家族分洗うと、洗濯機も物干しスペースも埋まります。その結果、子どもの着替えやタオルなど、毎日必要な洗濯物が後回しになります。

平日に布団まで洗おうとすれば、仕事や育児との両立はさらに難しくなります。

布団は重く、家庭用の洗濯機で洗えないものもあります。

コインランドリーを利用する場合も、車へ積み込み、店舗まで運び、洗濯と乾燥が終わるまで待たなければなりません。

以前の僕は、「妻が大変なら、僕が休日に布団を洗えばいい」と考えていました。

確かに、妻の作業を僕が引き受ければ、妻の負担は減ります。

しかし、家庭全体で見れば、僕の休日が布団の手入れに使われることは変わりません。家族で出かける時間や、自分が休む時間が減ります。

そこで、わが家では日常の衣類は家庭で洗い、布団のような大物は宅配クリーニングへ任せるようになりました。

洗濯を夫婦で分けるだけでなく、家事そのものを家庭の外へ出すという考え方です。

「自分たちでできることにお金を払うのは、もったいないのでは」と思った時期もあります。

それでも、重い布団を運ぶ体力、天気を確認する手間、コインランドリーで待つ時間まで考えると、外注する価値を感じました。

平日の洗濯を減らす仕組みと外注の使い分け

平日の洗濯を減らす仕組みと外注の使い分け

共働き家庭の洗濯をラクにするには、すべてを同じ方法で処理しないことが大切です。

毎日使う衣類、週末に洗えるもの、家庭で洗うのが難しいものに分ければ、平日の予定を立てやすくなります。

家で洗うもの・休日に洗うもの・外注するものを分ける

わが家では、洗濯物を大きく3つに分けています。

分類主な洗濯物基本的な対応
平日に家で洗うもの肌着、仕事着、子どもの着替え、タオル夜を中心に洗濯し、乾燥できるものは乾燥まで進める
休日に洗うものシーツ、布団カバー、上履き天気や家族の予定に余裕がある日に洗う
外注を検討するもの掛け布団、敷き布団、毛布、デリケートな寝具宅配クリーニングなどを利用する

このように分けると、「全部洗わなければ」という気持ちが減ります。

平日は翌日の生活に必要なものを優先し、急がないものは休日へ回します。休日でも大きな負担になるものは、家庭の外へ任せます。

もちろん、家庭によって分類は変わります。

浴室乾燥が広ければ、シーツも平日に洗えるかもしれません。大型の洗濯乾燥機があれば、毛布まで家庭で処理できることもあります。

大切なのは、一般的な洗濯頻度へ無理に合わせるのではなく、自宅の設備と家族の生活に合わせて分類することです。

家電で減らせる家事とサービスでなくせる家事は違う

洗濯の負担を減らすために、家電は大きな助けになります。

洗濯乾燥機を使えば、干す作業を減らせます。除湿機やサーキュレーターがあれば、部屋干しの乾燥時間を短くできます。

ハンガー収納や家族別のボックスを取り入れれば、畳む作業も減らせます。

ただし、家電を使っても、洗濯物を洗濯機へ入れ、乾いたあとに取り出し、収納する工程は残ります。

布団のように洗濯機へ入らないものは、家電だけでは解決できません。

一方、宅配クリーニングを利用すると、洗う、乾かす、運ぶといった作業をまとめて家庭の外へ出せます。

自宅で行うのは、申し込み、布団の梱包、配送業者への受け渡しが中心です。店舗へ重い布団を持ち込む必要がありません。

家電は家事の一部を短縮するもの、外部サービスは家事そのものを手放すものと考えると、使い分けやすくなります。

布団の手入れを外注して休日に余裕が生まれた

僕自身、以前は鼻炎に悩まされていました。

特に朝起きたときや寝室で過ごしたあとに、鼻のムズムズが気になることがありました。

鼻の不調にはさまざまな原因があるため、布団を洗えば誰でも改善するとは言えません。症状が続く場合は、医療機関へ相談することが大切です。

それでも僕の場合は、寝具のほこりや汚れが気になり、シーツをこまめに洗ったり、寝室を掃除したりするようになりました。

しかし、布団の中まで家庭で洗うのは簡単ではありません。

天日干しをしても、「これで中まできれいになったのだろうか」という気持ちが残りました。

そこで利用したのが、布団の宅配クリーニングです。

申し込み後、布団を指定の袋へ詰め、玄関で配送業者へ渡します。クリーニングが終われば、自宅まで届けてもらえます。

僕の場合、布団を定期的に丸洗いしてもらうようになってから、以前ほど寝室で鼻の不快感に悩まされなくなりました。

これはあくまで個人の体験ですが、寝具をきちんと手入れできている安心感も得られました。

そして、もう一つ大きかったのが、休日の時間です。

以前は、天気のよい休日になると「布団を干さなければ」「コインランドリーへ行ったほうがいいかな」と考えていました。

宅配クリーニングへ任せるようになってからは、布団を車へ積み込んだり、店内で乾燥を待ったりする必要がありません。

空いた時間に子どもと出かけたり、家族でゆっくり食事をしたりできるようになりました。

家事をひとつ手放したことで、単に体がラクになっただけではなく、休日の過ごし方にも余裕が生まれたと感じています。

布団宅配クリーニングは料金・保管・納期で比較する

布団宅配クリーニングは便利ですが、どの会社を選んでも同じではありません。

サービスによって、料金の決まり方や取り扱える布団が異なります。

比較するときは、次の項目を確認しましょう。

  • 1枚だけ出した場合の料金
  • 家族分をまとめて出した場合の料金
  • 送料が料金に含まれているか
  • 掛け布団や敷き布団に対応しているか
  • 毛布やベビー布団を一緒に出せるか
  • 保管サービスを利用できるか
  • 申し込みから返却までの日数
  • 希望する時期に返却してもらえるか
  • 個別洗いや防ダニ加工に対応しているか

料金の安さだけで選ぶと、出したい布団が対象外だったり、必要な時期までに戻ってこなかったりする可能性があります。

特に衣替えに合わせて利用する場合は、保管サービスと納期の確認が大切です。

布団宅配クリーニングの選び方に迷っている方は、以下の記事を参考にしてください。人気の5社を料金だけでなく、保管サービスや納期も含めて比較しています。

布団宅配クリーニングおすすめ5社を比較!料金・保管・納期で選ぶ【2026年】

まとめ|朝か夜かより「平日にやらない洗濯」を決めよう

平日にやらない洗濯を決めて家族の時間が増えた様子

共働き家庭の洗濯は、朝と夜のどちらにもメリットとデメリットがあります。

朝洗濯は、日中の太陽や風を使って乾かしやすく、夜の家事を減らせます。一方で、出勤前の限られた時間に洗濯物を干さなければならず、子どもの準備と重なると慌ただしくなります。

夜洗濯は、入浴後のタオルやその日に着た服までまとめて洗えるのがメリットです。洗濯乾燥機を使える家庭なら、寝ている間に乾燥まで進められます。

ただし、仕事と育児を終えたあとの洗濯は負担が大きく、寝かしつけ後に始めると就寝時間が遅くなることがあります。

わが家では、夜に洗濯を始め、乾燥できる衣類は乾燥まで進める方法に落ち着きました。

それでも、本当にラクになった理由は夜洗濯へ変えたことだけではありません。

  • 洗濯物をきれいに畳まない
  • 翌日必要でなければ無理に洗わない
  • 夜のうちに収納まで終わらせない
  • 子どもにも準備や片付けへ参加してもらう
  • シーツや布団などの大物を平日に洗わない

このように「平日にやらない家事」を決めたことで、時間にも気持ちにも余裕が生まれました。

洗濯をラクにしたいとき、私たちは「もっと効率よく動かなければ」と考えがちです。

しかし、効率を上げても、家事の量が多すぎれば疲れてしまいます。

朝と夜のどちらにするかを決めることも大切ですが、それ以上に大切なのは、家庭でやる必要のない工程を見つけることです。

日常の衣類は洗濯乾燥機や収納の工夫で負担を減らし、家庭で扱いにくい布団や毛布はプロへ任せる。夫婦のどちらかがすべてを背負うのではなく、家族やサービスに分散させる方法もあります。

家事分担の目的は、夫婦のどちらが多く洗濯したかを競うことではありません。

家族が清潔な衣類や寝具を使いながら、無理なく暮らせる状態をつくることです。

僕も以前は、休日に布団を洗うことまで自分でやろうとしていました。

宅配クリーニングを利用してからは、重い布団を運ぶ負担がなくなり、休日に子どもと過ごせる時間が増えました。寝具を清潔に保てている安心感もあり、鼻の不快感も以前ほど気にならなくなりました。

「朝と夜のどちらを選んでもつらい」と感じているなら、自分の努力が足りないわけではありません。

洗濯する時間を変えるだけでなく、平日には何をしないか、家庭では何を洗わないかを夫婦で話してみてください。

布団の洗濯を家庭から手放したい方は、料金・保管・納期を比較して、自分たちの生活に合うサービスを選びましょう。

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