子ども2人分の布団クリーニングはいくら?4人家族で「まとめ出し」と「1枚ずつ」を比べてみた
「子ども2人分の布団をクリーニングしたいけれど、全部でいくらかかるんだろう?」
「2枚まとめて出したほうが安そう。でも、布団が戻るまで子どもをどこで寝かせればいい?」
わが家も、初めて布団の宅配クリーニングを利用するときに同じことで悩みました。
子どもの布団は、寝汗や皮脂、おねしょ、鼻血などで思っている以上に汚れます。シーツは自宅で洗えても、厚みのある掛け布団や敷布団を丸ごと洗って乾かすのは簡単ではありません。
特に4人家族の場合、大人の洗濯物だけでも毎日かなりの量になります。
平日は会社へ行き、帰宅後は食事やお風呂、子どもの寝かしつけ。休日に大きな布団をコインランドリーへ運び、洗濯が終わるまで待って、今度は乾燥機へ移すのは、正直かなり大変です。
そこで便利なのが、自宅から布団を発送できる宅配クリーニングです。
ただし、子ども2人分を出す場合には、次の2つの方法があります。
- 2枚を同時にまとめて出す
- 1枚ずつ2回に分けて出す
クリーニング料金だけで比べると、基本的には2枚まとめて出すほうが安くなります。
一方、2枚とも家からなくなるため、代わりに使う布団やマットレスが必要です。代替寝具を購入したりレンタルしたりすると、まとめ出しで節約できた金額がなくなってしまう可能性もあります。
この記事では、2児のパパで会社員の僕が、子ども2人分の布団を「まとめて出す場合」と「1枚ずつ出す場合」に分け、実際の料金を比較します。
クリーニング代だけでなく、布団がない期間の寝床や親の負担まで含めて、4人家族に合う出し方を考えていきましょう。
※記載している料金は2026年9月時点の税込参考価格です。キャンペーン、利用地域、布団の種類、サイズ、オプションによって変わる可能性があります。申し込み前に各社の公式サイトで最新料金をご確認ください。
子ども2人分の布団クリーニング料金は合計いくら?

子ども2人分の布団を宅配クリーニングへ出す場合、2枚パックの料金は、おおむね1万3,000円台から1万5,000円前後がひとつの目安になります。
1枚当たりに換算すると、約6,800~7,400円です。
一方、1枚コースを2回利用すると、合計で2万円を超えるサービスもあります。
つまり、同じ会社へ同じ布団を出したとしても、2枚まとめて出すか、1枚ずつ2回に分けるかによって、6,000~7,000円以上の差が出ることがあります。
ただし、これはクリーニング料金だけを比較した場合です。
まとめ出しには子ども2人分の代替寝具が必要ですが、1枚ずつ出すなら、家に残した布団を使いながら交代でクリーニングできます。
最終的にどちらが安くなるかは、次の費用まで含めて考えなければ分かりません。
- 布団のクリーニング料金
- 往復送料
- 防ダニ加工などのオプション料金
- 代替寝具の購入費
- レンタル布団の料金
- 保管サービスの料金
- 集荷を2回依頼する手間
最初に、まとめ出しと1枚ずつの違いを簡単に整理します。
| 出し方 | クリーニング料金 | 代替寝具 | 集荷回数 | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|---|
| 2枚まとめて出す | 安くなりやすい | 2人分必要 | 1回 | 予備布団がある家庭 |
| 1枚ずつ出す | 高くなりやすい | 1人分で対応しやすい | 2回 | 予備布団が少ない家庭 |
2枚まとめて出す場合は1万3,000~1万5,000円前後
宅配の布団クリーニングでは、複数枚を一緒に申し込むほど、1枚当たりの料金が安くなるパック制がよく採用されています。
2026年9月時点の通常料金では、次のような2枚プランがあります。
| サービス | 2枚の合計料金 | 1枚当たり |
|---|---|---|
| ふとんリネット | 13,750円 | 6,875円 |
| カジタク | 13,640円 | 6,820円 |
| リナビス | 14,690円 | 7,345円 |
ふとんリネットの通常料金は2枚13,750円、カジタクは2点パック13,640円、リナビスは2枚14,690円です。いずれも税込の基本料金で、オプションや地域別の追加料金などは含めていません。ふとんリネット公式料金表、カジタク公式、リナビス公式
この3社を見る限り、子どもの掛け布団2枚を出すなら、1万4,000円前後をひとつの目安にできます。
ただし、「子ども用の布団だから大人用より安い」とは限りません。
一般的なシングルサイズの掛け布団や敷布団は、子どもが使っていても通常の布団1枚として数えられます。
ベビー布団やジュニア布団は、会社によって点数の数え方が異なります。たとえば、ベビー用の掛け布団と敷布団を合わせて1点とする会社もあります。
子どもの年齢ではなく、布団のサイズ、素材、種類によって料金が決まると考えておきましょう。
1枚ずつ2回出すと合計2万円前後になる
1枚ずつ出す場合は、「1枚コースの料金×2回」が基本です。
1枚コースが約1万円なら、子ども2人分の合計は約2万円になります。
具体的には、次のような違いが出ます。
| サービス | 1枚コースを2回 | 2枚まとめ出し | まとめ出しとの差 |
|---|---|---|---|
| ふとんリネット | 20,900円 | 13,750円 | 7,150円 |
| カジタク | 21,120円 | 13,640円 | 7,480円 |
| リナビス | 20,800円 | 14,690円 | 6,110円 |
金額だけを見ると、2枚まとめて出すほうがかなり有利です。
僕も最初に料金表を見たときは、「これなら絶対に2枚まとめて出したほうがいい」と思いました。
しかし、よく考えると、子ども2人分の布団が同時になくなります。
予備布団がない家庭では、新たにマットレスを買ったり、レンタル布団を手配したりしなければなりません。
仮に代替寝具へ7,000円以上かかるなら、まとめ出しによる節約効果はほとんどなくなります。
料金表の差額だけで判断せず、布団が戻るまでに必要な費用をすべて足して比べることが大切です。
掛け布団と敷布団の両方なら枚数の数え方に注意
「子ども2人分」という言葉にも注意が必要です。
子ども1人につき掛け布団1枚と敷布団1枚を使っている場合、2人分で合計4枚になります。
2枚パックだけでは足りません。
- 子どもA:掛け布団1枚、敷布団1枚
- 子どもB:掛け布団1枚、敷布団1枚
- 合計:4枚
この場合、掛け布団だけを2枚出すのか、掛け布団と敷布団を合わせて4枚出すのかで、料金が大きく変わります。
申し込み前に、クリーニングへ出したい寝具を書き出してみてください。
「子ども2人分だから2点」と思い込んで申し込むと、集荷後の検品で枚数不足や追加料金が判明する可能性があります。
まとめ出しと1枚ずつで料金が変わる4つの理由

宅配クリーニングの料金は、単純に「布団1枚の料金×枚数」で決まるとは限りません。
複数枚パック、送料、サイズ、オプションなど、いくつもの条件が関係します。
料金表を見るときは、最初に表示された金額だけでなく、最終的な支払額を確認しましょう。
複数枚パックほど1枚当たりの料金が安くなる
まとめ出しが安くなりやすい最大の理由は、複数枚パックの割引です。
宅配クリーニング会社は、布団を受け取るたびに、次のような作業を行います。
- 申し込み内容の確認
- 集荷キットの発送
- 配送業者による集荷
- 工場での受付と検品
- クリーニング
- 梱包
- 自宅への返送
1枚を2回受け付けるより、2枚を1回で受け付けたほうが、配送や受付にかかる負担をまとめられます。
そのため、1枚コースより2枚パック、2枚パックより3枚・4枚パックのほうが、1枚当たりの料金は安くなる傾向があります。
たとえば、ふとんリネットの通常料金は1枚10,450円ですが、2枚パックでは1枚当たり6,875円です。
2枚目を追加しても、合計料金は1枚コースの2倍にはなりません。
リナビスも1枚10,400円に対し、2枚では合計14,690円、4枚では合計20,000円です。家族全員分をまとめられるほど、1枚当たりの金額は下がります。
ただし、安いからといって4人分を一度に出すと、家族全員の寝床がなくなってしまいます。
料金の安さと、布団がない期間の暮らしやすさは分けて考えましょう。
1枚ずつ出すと送料や集荷の負担が2回分になる
宅配クリーニングでは、往復送料が基本料金に含まれている会社と、一定金額以上で送料無料になる会社があります。
一見「送料無料」と書かれていても、北海道、沖縄、離島では追加料金が必要な場合があります。
また、1枚コースを2回申し込むと、次の作業も2回になります。
- 申し込み手続き
- 集荷キットの受け取り
- 布団の梱包
- 配送業者への受け渡し
- 仕上がった布団の受け取り
わが家でも、布団を袋へ入れる作業自体はそれほど難しくありませんでした。
ただ、仕事から帰ったあとに布団を広げ、汚れを確認し、圧縮して、集荷日に玄関まで運ぶとなると、それなりに時間がかかります。
1枚ずつなら寝床を残せる安心感がありますが、親の作業は増えます。
料金だけでは見えにくいものの、この手間も比較材料のひとつです。
布団の種類・サイズ・素材で追加料金が発生する
同じ「子どもの布団」でも、種類によって料金や取り扱い条件が変わります。
確認したいのは、次の項目です。
- 掛け布団か敷布団か
- シングル、ダブルなどのサイズ
- 羽毛、羊毛、綿などの素材
- ベビー布団やジュニア布団の扱い
- こたつ布団、寝袋、マットレスに該当しないか
- 集荷袋へ収まる大きさか
特に注意したいのが、敷布団とマットレスの違いです。
一般的な敷布団は洗えても、ウレタンマットレスや低反発素材は取り扱い対象外になることがあります。
また、排泄物や嘔吐物が付いたままの寝具は、衛生上の理由で受け付けてもらえない場合があります。
子どものおねしょや嘔吐をきっかけにクリーニングを考えている場合は、自己判断で送らず、汚れの状態を会社へ事前に確認しましょう。
防ダニ加工・保管・圧縮などのオプションで総額が変わる
基本料金に何が含まれているかも会社によって異なります。
よくあるオプションは次のとおりです。
- 防ダニ加工
- 抗菌・防臭加工
- 圧縮返却
- 布団の長期保管
- 特急・短納期仕上げ
- シーツや布団カバーの追加
- 枕や毛布の追加
子どもが使う布団だからこそ、防ダニ加工を付けたいと考える家庭もあるでしょう。
僕も以前は、朝起きたときの鼻のムズムズが気になり、布団にたまったホコリや汚れを意識するようになりました。
宅配クリーニングを利用し、寝具を定期的に丸洗いするようになってからは、少なくとも僕の場合、以前ほど朝の不快感を意識しなくなりました。
もちろん、布団を洗えば鼻炎などの症状が必ず改善するわけではありません。体調や症状には個人差があります。
それでも、毎晩使う寝具を清潔な状態にできたことは、僕にとって大きな安心につながりました。
オプションを選ぶときは、何となく全部付けるのではなく、家族に本当に必要なものを選びましょう。
4人家族で実際に計算|まとめ出しと1枚ずつを比べてみた

ここからは、大人2人と子ども2人の4人家族を想定し、具体的に計算します。
条件は次のとおりです。
- 子どもが使っているシングル掛け布団2枚を洗う
- 基本のクリーニングのみ
- 特別なサイズ料金はかからない
- 防ダニ加工や保管は付けない
- 2026年9月時点の通常料金を使用
- 割引クーポンや期間限定キャンペーンは使用しない
今回は、料金体系が分かりやすいふとんリネットを例にします。
ケース1:子どもの掛け布団2枚をまとめて出す
ふとんリネットで掛け布団2枚をまとめて出す場合、通常料金は13,750円です。
1枚当たりでは6,875円になります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 2枚パック | 13,750円 |
| 1枚当たり | 6,875円 |
| 合計 | 13,750円 |
クリーニング料金だけで見れば、かなり分かりやすい金額です。
申し込み、集荷、受け取りも1回で済みます。
ただし、2枚とも自宅からなくなるため、子ども2人が使う代替寝具を用意しなければなりません。
家に予備の掛け布団が2枚あるなら、追加費用はほとんどかかりません。
春や初夏に冬用の掛け布団を出し、子どもが毛布や肌掛け布団で眠れる時期なら、代替寝具を買わずに済む可能性もあります。
一方、冬に掛け布団を出す場合は、薄い毛布だけでは寒いかもしれません。
レンタル布団を2人分借りたり、新しい掛け布団を購入したりすると、クリーニング代以外の出費が増えます。
ケース2:子どもの布団を1枚ずつ2回に分けて出す
ふとんリネットの1枚パックは10,450円です。
同じコースを2回利用すると、次のようになります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1回目の1枚パック | 10,450円 |
| 2回目の1枚パック | 10,450円 |
| 合計 | 20,900円 |
2枚パックとの差は7,150円です。
数字だけを見れば、まとめ出しのほうがお得です。
ただし、1枚ずつ出せば、子どもの布団を1枚は自宅に残せます。
たとえば、次のような使い方ができます。
- クリーニング中の子どもは予備マットレスを使う
- もう1人は普段の布団で寝る
- 最初の布団が戻ったら、残していた布団を出す
これなら、必要な代替寝具は1人分だけです。
わが家の子どもたちは寝相がよくなく、夜中になると自分の布団から大きくはみ出します。
狭い寝袋や小さなキャンプマットを2人分並べても、結局は親の布団へ入ってくることが目に見えていました。
そこで、子どもの布団を家に残しながら順番に出す方法を選びました。
申し込みと梱包は2回必要でしたが、夜の生活リズムを大きく崩さずに済んだのはよかったです。
クリーニング料金だけならまとめ出しが7,150円安い
2つのケースを並べると、次のようになります。
| 出し方 | クリーニング料金 | まとめ出しとの差 |
|---|---|---|
| 2枚まとめて出す | 13,750円 | ― |
| 1枚ずつ2回出す | 20,900円 | +7,150円 |
予備布団をすでに持っている家庭なら、2枚まとめて出すほうが経済的です。
追加で寝具を買う必要がなく、集荷も1回で済みます。
しかし、まとめ出しのために代替寝具を購入するなら話が変わります。
たとえば、簡易マットレスや掛け布団を2人分そろえて合計1万円かかった場合、次のようになります。
| 出し方 | クリーニング料金 | 代替寝具 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 2枚まとめて出す | 13,750円 | 10,000円 | 23,750円 |
| 1枚ずつ出す | 20,900円 | 既存寝具で対応 | 20,900円 |
この条件では、1枚ずつ出すほうが2,850円安くなります。
代替寝具をクリーニング後も来客用や防災用として使うなら、購入費をすべて今回の負担と考えなくてもよいでしょう。
それでも、「まとめ出しのほうが必ず安い」とは限らないことが分かります。
レンタル布団を使うなら返却日の余裕も必要
布団を増やしたくない家庭には、レンタル布団という選択肢があります。
必要な日数だけ借りられるため、クリーニング後の収納場所に困りません。
ただし、レンタル料金だけでなく、次の項目を確認する必要があります。
- 配送料
- 最低利用日数
- 掛け布団と敷布団のセット内容
- シーツやカバーの有無
- 延長料金
- 返却方法
- 配送可能地域
- キャンセル料金
クリーニング会社が案内する納期ぴったりでレンタルを返却するのはおすすめできません。
布団の状態や配送事情によって、返却が予定より遅れる可能性があるからです。
少なくとも数日は余裕を持たせましょう。
レンタル期間が延びるほど料金も高くなるため、クリーニング会社を選ぶときは、基本料金だけでなく納期も重要になります。
まとめ出しと1枚ずつのメリット・デメリット

まとめ出しと1枚ずつには、それぞれ良い点と困る点があります。
金額だけで決めると、布団を出したあとに「こんなはずではなかった」と感じるかもしれません。
家にある寝具、子どもの年齢、寝相、利用する季節まで考えて選びましょう。
2枚まとめて出すメリット
子ども2人分をまとめて出すメリットは、次のとおりです。
- 1枚当たりのクリーニング料金を抑えやすい
- 集荷と受け取りが1回で済む
- 梱包作業をまとめられる
- 子ども2人の布団を同時にきれいにできる
- 送料や集荷キットの負担をまとめやすい
- 防ダニ加工などの手続きを一度で済ませられる
特に共働き家庭にとって、手続きが1回で済むのは大きなメリットです。
わが家も夫婦で働いているため、平日に配送業者を待つ時間を何度も作るのは簡単ではありません。
日時指定ができても、子どもの送迎や残業と重なると慌ただしくなります。
予備布団が2枚あるなら、まとめ出しは料金と時間の両方を節約しやすい方法です。
2枚まとめて出すデメリット
一方、次のようなデメリットがあります。
- 子ども2人分の寝床が同時になくなる
- 代替寝具を2人分用意する必要がある
- 予定より返却が遅れると家族全体に影響する
- 慣れない寝具で子どもが眠れない可能性がある
- レンタルや購入費で節約分が消えることがある
- 兄弟が親の布団へ入り、親も寝不足になりやすい
子どもが眠れないと、困るのは本人だけではありません。
夜中に何度も起こされたり、親の布団へ入ってきたりすると、家族全員が寝不足になります。
翌朝に保育園や学校、仕事があることを考えると、数千円の安さだけで決めるのは難しいところです。
特に、寝る場所が変わると落ち着かない子や、寝相が激しい子がいる家庭では、集荷前に代替寝具で一晩試しておくと安心です。
1枚ずつ出すメリット
1枚ずつ出すメリットは次のとおりです。
- 子どもの普段の布団を1枚残せる
- 代替寝具が1人分で済む
- 初めて利用する会社の仕上がりを確認できる
- 布団が予定どおり戻らなくても寝床を完全に失わない
- 汚れがひどい布団から順番に洗える
- 家族の生活リズムを崩しにくい
僕が安心できたのは、クリーニング会社の仕上がりを1枚目で確認できたことです。
初めて利用する会社では、仕上がりの柔らかさ、梱包、におい、配送時の状態など、実際に使ってみなければ分からない部分があります。
1枚目が問題なく戻ってきたことを確認してから2枚目を出せば、初回利用の不安を減らせます。
1枚ずつ出すデメリット
デメリットは、料金と手間です。
- 複数枚パックの割引を受けにくい
- 送料が2回分になる可能性がある
- 申し込みを2回行う
- 梱包と集荷を2回行う
- 受け取りも2回必要
- 子ども2人分がきれいになるまで時間がかかる
仕事と育児で余裕がない時期に、同じ手続きを2回するのは面倒です。
わが家でも、2回目の布団を出すころには、「また袋へ詰めるのか」と少し気が重くなりました。
それでも、子どもが普段に近い寝床で眠れる安心感のほうが大きかったです。
数千円多く払うことを「損」と考えるか、「家族の睡眠を守る費用」と考えるかで判断は変わります。
4人家族はどちらを選ぶ?失敗しない判断基準

どちらが正解かは、家庭によって異なります。
同じ4人家族でも、予備布団がある家庭とない家庭では、必要な費用が変わります。子どもの年齢や寝方によっても、使える代替寝具が違います。
迷ったときは、次の基準で考えてみてください。
予備布団が2枚あるならまとめ出し
次の条件に当てはまる家庭は、2枚まとめ出しが向いています。
- 予備の掛け布団や敷布団が2人分ある
- 子どもが予備布団でも問題なく眠れる
- クリーニング中に使える毛布やマットレスがある
- 料金をできるだけ抑えたい
- 集荷や受け取りを1回で済ませたい
- 使わない季節の布団を出す
- 納期が延びても寝床に困らない
押し入れに来客用布団があるなら、まとめ出しの前に一度取り出して状態を確認しましょう。
長期間しまったままの布団には、湿気や収納臭が残っていることがあります。
使用前に陰干しをしたり、布団乾燥機を使ったり、シーツを洗ったりしておくと安心です。
予備布団がないなら1枚ずつが安心
次の条件に当てはまる家庭は、1枚ずつ出す方法が現実的です。
- 予備布団がほとんどない
- 寝具を新たに購入したくない
- レンタル布団の費用を抑えたい
- 子どもが慣れない場所では眠りにくい
- 寝相が激しい
- 乳幼児がいる
- 初めて利用する会社の品質を確認したい
- 配送の遅れが心配
収納の少ない家庭では、数日間のためだけに布団を購入しても、クリーニング後の置き場所に困ります。
折りたたみマットレスなら比較的収納しやすいものの、家族4人分の寝具を保管するには、それなりのスペースが必要です。
物を増やしたくないなら、少し料金が高くても1枚ずつ出すほうが、長い目で見て負担を減らせる場合があります。
掛け布団だけを使わない季節にまとめて出す方法もある
急いで洗う必要がないなら、布団を使わない季節まで待つ方法もあります。
たとえば、冬用の掛け布団は、暖かくなって毛布や肌掛け布団だけで眠れる時期に出すと、代替の掛け布団を用意せずに済みます。
わが家でも、寒い時期に無理をして出すのではなく、子どもが冬用布団を使わなくなったタイミングを選びました。
代替寝具を買わずに済み、寝床も大きく変えずに済んだため、結果的にはこの方法が一番楽でした。
ただし、春から初夏は布団クリーニングの申し込みが増えやすい時期です。
通常より納期が長くなる可能性を考え、寒くなる直前ではなく、余裕を持って申し込みましょう。
大人の布団も洗うなら3枚・4枚パックも計算する
今回は子ども2人分を中心に考えていますが、近いうちに大人の布団も洗う予定があるなら、3枚・4枚パックも計算してみましょう。
リナビスでは、通常料金が1枚10,400円、2枚14,690円、3枚16,400円、4枚20,000円です。
大人と子どもの布団を1枚ずつ何度も出すより、家に残す布団を決めて3枚・4枚パックを使ったほうが安くなる可能性があります。
ただし、家族全員分を一度に出すのはおすすめしません。
料金は安くても、家族4人分の寝床を新たに用意する負担が大きいからです。
「今回は子ども2枚」「戻ってきたら大人2枚」というように分ければ、複数枚パックを利用しながら寝床も残せます。
5つの費用を合計してから決める
申し込み前に、次の費用を紙やスマートフォンのメモへ書き出してみてください。
- 布団クリーニングの基本料金
- 往復送料と地域別の追加送料
- 防ダニ加工や保管などのオプション料金
- 代替寝具の購入・レンタル料金
- 2回に分ける場合の手間と受け取り回数
クリーニング料金だけなら、まとめ出しが安くなりやすいです。
しかし、代替寝具を購入する必要があるなら、1枚ずつのほうが実質負担を抑えられる場合があります。
反対に、すでに予備布団があるのに1枚ずつ出すと、追加料金と手間だけが増える可能性があります。
家にある物を確認してから料金を比べることが、失敗しないための一番の近道です。
子どもの布団クリーニングを安く出す5つのコツ

宅配クリーニングは便利ですが、家族分をまとめると決して小さな金額ではありません。
必要な品質を保ちながら、無理なく費用を抑える方法を紹介します。
1.1枚当たりではなく支払総額で比較する
料金表に大きく表示されている「1枚当たり○円」だけで決めないようにしましょう。
確認するのは、最終的に支払う合計金額です。
- 基本料金
- 消費税
- 往復送料
- 北海道・沖縄・離島などの地域加算
- 集荷キット代
- サイズ追加料金
- オプション料金
- クーポン適用後の金額
特に、「1枚当たり」という表示は、3枚や4枚をまとめて出した場合の最安単価であることがあります。
子ども2人分だけを出すなら、2枚パックの合計金額を確認してください。
2.使わない季節に掛け布団を出す
代替寝具へお金をかけないためには、掛け布団を使わない時期に出すのが効果的です。
暖かい季節なら、タオルケット、毛布、肌掛け布団など、家にある物で対応しやすくなります。
冬に厚い掛け布団を出し、同じ暖かさの代用品を購入するより、クリーニング料金以外の支出を減らせます。
敷布団は季節を問わず必要になるため、掛け布団と敷布団を同時に出すのではなく、時期を分ける方法もあります。
3.キャンペーンだけで会社を決めない
初回割引や期間限定クーポンは魅力的です。
ただし、割引率だけで決めると、思っていたより支払額が高くなることがあります。
次の条件を確認しましょう。
- 何枚コースに使えるか
- オプションにも適用されるか
- 送料無料条件を満たせるか
- 初回だけの料金か
- 会員登録や継続利用が必要か
- 期限までに発送する必要があるか
キャンペーンは、もともと自分の条件に合う会社が実施しているときに利用するのが理想です。
割引のために不要なオプションを付けたり、必要以上の枚数を出したりしては、節約になりません。
4.保管サービスで収納と代替寝具の問題を減らす
冬用の掛け布団を使わない季節に出すなら、保管サービスも便利です。
クリーニング後の布団を一定期間預かってもらえば、自宅の押し入れやクローゼットに余裕が生まれます。
リナビスの通常布団コースでは、最大12か月の無料保管が案内されています。リナビス公式
収納の少ないわが家では、布団を預けられることが想像以上に助かりました。
押し入れへ無理に布団を押し込む必要がなくなり、ほかの荷物も取り出しやすくなります。
片づけに使う時間が減ると、休日に子どもと出かけたり、少しゆっくり過ごしたりする余裕も生まれました。
宅配クリーニングを利用してよかったのは、布団がきれいになったことだけではありません。
重い布団を店舗まで運ばずに済み、家事と収納の負担が減ったことで、家族と過ごす時間を作りやすくなったことも大きな変化でした。
5.料金・保管・納期を同じ条件で比べる
2枚パックが安い会社でも、返却まで長くかかれば、その分だけ代替寝具を使う期間が延びます。
レンタル布団を使う場合は、数日の違いが料金に影響します。
比較するときは、少なくとも次の3点を確認しましょう。
- 子ども2人分を出した場合の総額
- 布団が戻るまでの納期
- 保管サービスの期間と料金
この3点を同じ条件で比べると、自分の家庭に合うサービスを見つけやすくなります。
当サイトでは、主要な布団宅配クリーニング5社を、料金・保管・納期で比較しています。
どの会社に出すか決まっていない方は、申し込み前にこちらも確認してみてください。
→ 布団宅配クリーニングおすすめ5社を比較!料金・保管・納期で選ぶ【2026年】
一番安い会社が、すべての家庭にとって一番利用しやすいとは限りません。
子どもの寝床、返却までの日数、収納の悩みまで含めて選ぶことが大切です。
まとめ|料金優先ならまとめ出し、寝床の安心なら1枚ずつ

子ども2人分の布団を宅配クリーニングへ出す場合、2枚まとめて出す料金は、1万3,000円台から1万5,000円前後がひとつの目安です。
1枚コースを2回利用すると合計2万円前後になり、まとめ出しより6,000~7,000円以上高くなる場合があります。
今回のポイントをまとめます。
- クリーニング料金だけなら2枚まとめ出しが安くなりやすい
- 2枚パックは1枚当たり約6,800~7,400円がひとつの目安
- 1枚コースを2回利用すると合計2万円を超えることがある
- まとめ出しでは子ども2人分の代替寝具が必要
- 代替寝具の購入費を含めると、1枚ずつのほうが安くなる場合がある
- 予備布団が2枚ある家庭はまとめ出しが向いている
- 予備布団が少ない家庭は1枚ずつ出すと安心
- 子ども1人分が掛け布団と敷布団なら、2人で合計4枚になる
- 送料、サイズ、素材、オプションを含めた総額で比較する
- 納期が長いほど代替寝具を使う期間も長くなる
- 掛け布団を使わない季節に出すと追加費用を抑えやすい
僕も最初は、布団のクリーニング料金だけを見て、できるだけ多くまとめたほうが得だと思っていました。
しかし、子どもが普段どおり眠れるか、翌朝に家族全員が元気に起きられるかまで考えると、単純な安さだけでは決められませんでした。
会社員として働きながら2人の子どもを育てていると、夜にきちんと眠れることは本当に大切です。
数千円を節約できても、子どもが寝つけず、親も寝不足になり、翌日の仕事や家事がつらくなっては本末転倒です。
わが家では、最初のうちは1枚ずつ順番に出しました。
申し込みと梱包は2回必要でしたが、普段使っている布団を1枚残せたため、子どもの生活リズムを大きく変えずに済みました。
一度利用して仕上がりや納期が分かったあとは、使わない季節を選び、まとめ出しも利用するようになりました。
最初からひとつの方法に決める必要はありません。
初回は1枚ずつ出し、安心できる会社だと分かってからまとめ出しを使うのも、4人家族には取り入れやすい方法です。
まずは、自宅にある予備布団、マットレス、毛布、寝袋などを書き出してみてください。
そのうえで、まとめ出しに必要な代替寝具の費用と、1枚ずつ出した場合の差額を比べれば、自分の家庭に合う方法が見えてきます。
利用する会社がまだ決まっていない方は、料金だけでなく、保管期間や納期も確認して選びましょう。
→ 布団宅配クリーニングおすすめ5社を比較!料金・保管・納期で選ぶ【2026年】










