一条工務店で新築を建てて2年以上住んでいる私が、新居への入居前に絶対にやるべきことをご紹介しています。
引越しのタイミングは非常にワクワクして楽しみです。環境が変わるとやるべきこともたくさんあるので迷ったり忘れたりします。家具家電が入っていない入居前にやることで入居後の暮らしが断然快適になるやるべきことをご紹介します。
私の場合は一条工務店で新築を建てるまでに約3年かかっています。通常よりも多くの時間を費やしましたがこれには明確な理由があります。
一条工務店で家を建てようと決意したのは「タウンライフの家づくり計画書」で私たちに適したハウスメーカーを絞って展示場でたくさんお話をした結果です。
とにかく「家は性能」という一条工務店の独自のコンセプトに惚れ込んで一条工務店以外では建てたくないと考えたほどでした。
しかし残念ながら当時の私の年収が低くて注文住宅ではなく建売をおすすめされました。建売を数件見て回ったのですが、立地も気に入った場所がなく、そもそも家を建てるというのは自分の好きな間取りで自由に建てたいという願望があったため建売を断念しました。
そしてそのまま約1年が過ぎた頃に、親からの生前贈与の話があり再度一条工務店に向かったところ「i-smile」というセミオーダーができる新しいプランがあることを知りました。
「i-smile」は一条工務店の快適性はそのままに、間取りや仕様を厳選したセミオーダー住宅となります。家づくりにかかる時間や手間を効率化することで一条品質でありながら優れたコストパフォーマンスを実現しています。
コストは抑えながらもセミオーダーができるプランのおかげで注文住宅を手に入れることができました。
目次
新居への入居前に絶対にやるべき8つのこと
❶隣人や近隣トラブルを事前に調査する
❷写真や動画撮影をして記録として残す
❸トイレや水回りにすき間フィルを流し込む
➍お風呂にクエン酸を充満させる
➎冷蔵庫の下に透明マットを敷く
➏洗濯機の土台を準備する
❼リビングのテーブル下に透明マットを敷く
❽拭き掃除をする
❶隣人や近隣トラブルを事前に調査する
新居の場所を立地や広さ、通勤時間等で決めることになりますが、意外にも近隣住民との関係性を新居を選ぶ際に項目としては入っていないことが多いです。
近年近隣住民とのトラブルが多発しており、引越しをする上で最重要なリスクとして考えなければいけない時代になっています。
本来この近隣調査は土地を購入する前にやるべきことですが、閑静な住宅街であったり治安の良い地域に限っては土地を購入後入居する前に調査しても問題ありません。
近隣住民と良好な関係を構築できるかは非常に重要な問題であり、良好な関係ができれば持ち家を持つリスクやトラブルのほとんどを解決できます。
しかしながらこの近隣調査を自分で実施することは時間的にも能力的にも非常に難しいです。
家族構成や仕事、隣人の評判、町内会のルール、近隣の雰囲気などを本人に直接聞けるコミュニケーション能力を持った人は稀です。
最悪のケースでは隣人との相性が悪かった場合に引越し前から険悪な雰囲気になるリスクもあります。また自分ではどうしても聞きづらいことは聞けずに終わってしまうこともあります。
近隣調査となると悪いイメージが先行しますが、これから自分の家族が一生住むことになる地域なので、リスクを把握し解決する責任があると私自身は考えています。
私の場合は近隣調査のプロにお願いをすることで悩みは解決しました。
もちろん金額は安くはありませんが、持ち家であれば一生住むことになるのでプロにお願いしてリスクを回避しながら情報を得ることができ結果的には安いと私は判断しました。
最悪の場合では、近隣住民との関係が険悪なものになり引越しをしなければいけない状況に陥ったり、引越しをするまではなくても仲良くできずに気を使って日々の生活をしなければいけなくなる可能性を考えると近隣調査はするべきです。
近隣住民との良好な関係が構築できるツールがあるのであれば活用するべきです。
❷写真や動画撮影をして記録として残す
家具や家電が一切何もない状態は入居前か退去前だけです。持ち家であれば退去前という状態になる可能性は低いので入居前に記録を残すのは非常に貴重なタイミングとなります。
意外と忘れがちだったりしますが、マイホームを手に入れるという誰にでもできることではないことを実現したので記念撮影をして記録に残しておきましょう。
間違いなく人生の節目となるシーンとなります。また入居後に住宅の傷や破損が見つかることがありますが、この場合にも写真や動画で記録していることで入居前の確固たる証拠となります。
内装だけでなく家の外観や庭などの外構も写真などで撮っておくと何かあっても対処できるので安心です。
❸トイレや水回りにスキマフィルを流し込む
トイレや水回りの床との間にはどうしてもすき間があります。そのすき間を放置しておくと埃やゴミが入り込み取れなくなります。
特にトイレは使用頻度が高くて埃が溜まりやすくて毛も落ちやすいのですぐに汚れます。便器と床との間の隙間に入り込んでしまうと掃除の手間が増えてトイレ掃除が苦痛なものになります。
すき間にスキマフィルを流し込むのは入居後でも可能ですが、少しの期間でもすき間に埃が入り込み汚れが取れなくなります。
一度汚れがすき間に入ってしまうとその上からコーティングする状態となるので出来れば入居前に済ませておく方が無難となります。
すき間を埋めておくと掃除が楽になります。女性ならではの気付きであり驚かされました♪掃除が楽になったのでトイレ掃除をやるようになったのですが、いつの間にか私がトイレ掃除当番になっていました♪
➍お風呂に燻煙剤を使用する
浴室のカビ対策として有効なのはやはり「おふろの防カビ燻煙剤」が非常に優秀です。
黒カビは発生してしまうとなかなか取れずに掃除が大変なので、発生させない対策としては燻煙剤が一択となります。また効果は2ヵ月継続するのでおすすめです。
ただしピンクのカビはこの燻煙剤で予防することができないのでこまめな掃除が必要となります。カビは発生してからでは掃除の手間が非常にかかり、衛生的にも良くありません。特にお子様がいる家庭ではなおさらとなります。
➎冷蔵庫の下に透明マットを敷く
新築なら床も傷ひとつない綺麗な状態なので冷蔵庫の下にマットを敷くことで傷や凹みの防止になります。
一度冷蔵庫を置いてしまうと再度移動させてマット敷くという作業は絶対にやらないので入居前が断然おすすめです。
これも意外と忘れがちですが入居前に準備をしておくとマットを敷いた安心感があり入居後の暮らしが快適となります。冷蔵庫にピッタリなサイズを用意しておくことで目立つこともありません。
➏洗濯機の土台を準備する
洗濯機の土台の準備も忘れやすいので引越し業者が入る前日には現地に準備をしておきましょう。
洗濯機は大型家電となるのでキャスター付きの土台がおすすめとなります。しかし誤ってストッパーをかけているのに動かそうとすると物凄い傷が付きますので注意が必要です。
キャスター付きの土台でも洗濯機は重量があるので動かすのは結構大変な作業となります。しかし動かす作業をしないまでも洗濯機の下が空く状態になるので掃除が楽になります。
また洗面所が隣にある家庭が多くなりますが落とし物をした時でもすぐに見つかります。
❼リビングのテーブル下に透明マットを敷く
テーブルや椅子の脚にカバーを付けて床に傷が付かないようにしているのはよく見かけます。
しかし被せるタイプであれ、足の底に貼るタイプであれどうしても埃を吸着してしまいすぐに汚れてしまいます。
その都度剥がして掃除してまた付け替えるという作業は正直面倒なのでやりたくありませんでした。
そこで我が家ではリビングも透明マットを敷いて傷防止対策としています。慣れるまでは少違和感がありましたが今では全く問題ありません。
子供たちがどんなにテーブルや椅子を引きずろうと笑顔でいられます。
❽拭き掃除をする
基本的には引き渡し前には業者の方がしっかりと清掃してくれています。しかし床の隅や手すりなど意外と汚れている箇所があるので掃除した方が良いです。
特に入居前の家電や家具が何もない状態での掃除は最後となるので、これから一生住むことになる思いも込めて掃除しましょう。
「新居への入居前に絶対にやるべき8つのこと」まとめ
今回は一条工務店で新築を建てて2年以上住んでいる私が、新居への入居前に絶対にやるべきことをご紹介しました。
最後にもう一度新居への入居前に絶対にやるべき8つのことをまとめておきます。
- 隣人や近隣トラブルを事前に調査する
- 写真や動画撮影をして記録として残す
- トイレや水回りにスキマフィルを流し込む
- お風呂にクエン酸を充満させる
- リビングのテーブル下に透明マットを敷く
- 冷蔵庫の下に透明マットを敷く
- 洗濯機の土台を準備する
- 拭き掃除をする
昨今において近隣調査の重要性は増してきています。近隣トラブルが発生してしまう一番の要因は「ライフスタイルの不一致」となります。
例えばよくある話ですが、静かに暮らしたい方とにぎやかなファミリー層では騒音問題やクレーム問題となり近隣トラブルになります。
この近隣調査により明らかに相性が良くない世帯同士が隣接して生活する状態を予防することに繋がります。
不動産購入者だけでなくもともと住んでいる人にとっても今までの快適な生活を維持することができるのです。